料理の自炊が趣味のアラサーが増加

手料理

人が開いた時間を過ごす方法には、様々なものがあります。空いた時間にも仕事をする人はいますが、多くの人は趣味に時間を使います。

趣味には数多くの種類があり、囲碁や将棋などの頭脳を使うものから、スポーツなどの体を使うものまで様々です。そして、30歳前後を表すアラサーの中で、料理の人気が高くなっています。

アラサーは会社勤めをしている人が多く、独身の割合も高いです。会社勤めをしている場合、親からの仕送りは期待できないので、自分の収入の中で金銭的なやりくりをする必要があります。外食や弁当は価格が高く、継続的に続けていると、大きな出費額になってしまいます。料理を趣味とすることで、自炊が可能になり支出を抑えることができます。また、アラサーになると将来的な結婚を意識し始めることも多く、自炊できることをアピールポイントにしようとする動きもあります。

アラサーは、独身である場合が多く、週末には時間がある人の割合が高いです。料理を趣味にすることによって、金銭的な負担が減るだけではなく、異性に対してのアピールポイントにもなり得ます。ただし、一人前を自炊するときには、食材の価格に気をつけなければ、外食する場合よりも高価になってしまうことには注意が必要です。

料理にちょい足しが楽しい

魚料理

料理が趣味という様になれるのは、やはりアラサーぐらいからではないでしょうか。20代はまだまだ仕事や友人関係などに忙殺されて、趣味を楽しめる域には来ていないかもしれません。アラサーともなると、自分の興味や、キャパシティーがぐっと広げられる余裕が出てくる時期です。そんな時に料理を習ったり、自分で追及するとより満足度の高いレベルまで到達できる可能性を感じられることとなります。

料理に関して言えば、何度も調理をしていく事で、どういった味が不足しているのかという事が、舌で味わうとわかるようになってきます。

その際に、ちょい足しができるかどうかということで、料理の腕が見極められるともいえます。隠し味と呼ばれているようなものを、ちょっと追加してみる事も楽しいのですが、その隠し味を自分の好みで探してみるというのも、大人の楽しみと言えます。カレーにちょい足しするものの代表としては、チョコレートや、コーヒーがあります。

大人になってからたくさんおいしいものを食べた経験や、知識を生かして、もっと酸味があるものを入れたらどうだろうというようなアイディアを、見つけることも楽しい時間となります。趣味を通じてさまざまな体験を楽しみ、美味しいものを仲間と共に味わうといった、幸福な時間を過ごして行きましょう。